玉置浩二さんの音楽に多大なる影響を与えた偉大なるお母様

大地と空

歌神・玉置浩二さんを敬愛する、大阪在住のボーカリスト Neo です。
 
 
 
今日は、玉置さんのお母様が亡くなられたとの訃報を聞きました。
 
 
 
玉置さんのお兄様一芳さんのツイートによりますと、お母様は約4か月間入院生活をされ、その間には、玉置さんも何度も足を運んで看病されたそうです。

そして、そんな大変な入院生活の中でも「私はいいから仕事がんばりなさい」と周囲を気遣われていたそうです。
 
 
最後まで本当に、玉置さんの歌に出てくるような、強く、優しく、大きな人物だったんだなと思います。
 
 
玉置さんも、お母様にいっぱい心配をかけたりしたかもしれませんが、それ以上の親孝行を、恩返しをされたんじゃないかなと思います。

玉置さんの歌を聞いていると、そのお気持ちは充分伝わってきます。
 
 
 
元気でいらっしゃるときから、「純情」など、お母様ヘ向けられた歌を歌っておられましたしね。

お母様もとても幸せで、誇りに思ってらっしゃったんじゃないかなと思います。
 
 
 
 
幸せといえば、僕の一番好きな曲、「しあわせのランプ」は玉置さんのお母様のことばから生まれた曲なんですよね。
 
 
玉置さんが精神的に病んで入院していた精神病院を抜け出して、北海道の実家で療養されていた時期。
 
 
あるときお母様が、
 
 
お金とか、メンバーとか家族のこととか、何も考えなくてもいいから

音楽がしんどいんだったら辞めて一緒に農家やろう

どうやったってご飯は食べていける
 
 
と言われたそうです。
 
 
そのことばを聞いた玉置さんは、一気に肩の荷がおりて、ぶぁーっと泣き出しちゃって。

そっからずーっと空を見上げながら、仲間達と昔話をしながら過ごしてたそうです。
 
  
 
これが「しあわせのランプ」の元になったんですね。
 
 
 
この頃から玉置さんの音楽がガラっと変わってきました。

「田園」に代表されるような、肩の力の抜けた、無理せず、力まず、等身大で生きていこうという、素朴なメッセージの歌を歌われるようになってきたんです。
 
 
 
そのメッセージ性は、以降ずーっと今まで玉置さんの歌の根幹に流れています。

もし、あのお母様じゃなかったら、今の玉置さんの音楽は生まれてなかったですよね。
 
 
 
偉大です。
 
 
 

しあわせになるために
生まれてきたんだから
好きな人と一緒にいなさい

大切なことなんか
わかってくるんだから
好きなことをやっていきなさい

それでもどうしても
やりきれなかった時は

この空を見上げて
やさしかった頃のこと思って
なつかしくなったら
しあわせだって言って笑っていなさい

 
 
 
お母様のご冥福をお祈りすると同時に、ご家族の方が早く元気になられることを陰ながら願っております。
 
 
 

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