大北クリニック松永先生直伝!喉を開いて高い声を出す効果的な練習法

今回は、
大北クリニックの松永敦先生直伝のボイトレ方法について。
関西では、歌い手が喉のトラブルで困った時、一番に名前の挙がるのが「大北クリニック」という耳鼻咽喉科です。
歌ってて喉の調子悪い~となったら「大北行け!」となります。
そして、その大北クリニックの院長こそが松永敦先生です。
松永先生は、耳鼻咽喉科の医師なんですが、ざっくり言えば発声の専門家。
現在パワーボイスセミナーなんていう、発声に関するセミナーを定期的に開いてらっしゃいますし
昨年お亡くなりになられた、ゴスペルシンガー&ボイストレーナーの亀淵友香さんの著書「発声力」では、監修をなさっています。
クリニックでは、診療の他にも、音声外来としてボイストレーニングもされています。
以前、僕もそこで、実際に発声を見てもらったのですが、
今回は、松永先生から教えていただいた効果的な発声練習方法を、ひっそり公開したいと思います。
大北クリニック松永先生直伝!喉を開いて高い声を出す効果的な練習法
これは僕が「高い声が苦手だ」ということで、松永先生に相談させてもらったときに教えてくれた方法です。
①声を出す前に、まず空気を吸って、下腹を膨らませます。
丹田と呼ばれる、おへその下あたりを指で押さえて、それをお腹でグッと押し返す形です。

②そして声を出すとき、口を思いっきりマックスまで開きます。
これ以上開かんくらいまで。
(※顎関節症の人は気をつけてください)

この状態で声を出す、
という、シンプルな方法。
でもこれがとっても効果的!
このブログで何度も書いてきましたが、喉を開くためには、お腹でしっかり支えて空気を送り出さないといけません。
最初のお腹を膨らませるプロセスは、腹式呼吸の練習です。
これで、喉を開きやすくします。
次に、発声時はなるべく喉頭(喉仏)を下げて、喉を開いておかなくてはいけません。
そして、二つ目のプロセス、口をマックスまで開くのは、喉頭(喉仏)が上がってくるのを押さえる働きがあります。
この状態で声を出す練習をして、喉が開く癖を付ければ、発声は格段に良くなり、高い声が出やすくなります。
もちろん一日や二日ですぐには良くなりませんが、しっかり続ければ、早い段階で効果が見られるはずです。
是非試してみてください。
気になる方で、関西におられる方は、是非松永先生のボイトレを受けてみてください。
症状によってアドバイスも違うはずです。
あと、遠くていけない方も、松永先生の動画がたくさんありますので是非チェックしてみてください。
理論的な話もあり、とても参考になります。
お役に立ちましたら幸いです。


