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ボイパ リズム

アカペラにおける「上手いボイパ」になるために必要な「監督的目線」

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上手い ボイパ パーカス ビートボックス アカペラ

ボイパ(ボイスパーカッション)またはパーカスと呼ばれるパフォーマンスは、楽器バンドでいうところのドラムのポジション。
 
 
歌うことよりも特殊な技術が必要で、アカペラ演奏の中では、ある意味花形的存在。
 
 
そのボイパについて、ある大学生の方から

「上手いボイパとはなんぞや」

という質問が寄せられました。
 
 
同じことで悩んでいる方が他にもいらっしゃるかもしれないので、この場を借りて自分なりの見解を綴ってみようかと思います。
 
 
 
 
例えばよく

「ボイパに音の高さは関係ない」

とか

「リアルなドラムに音を似せる必要はない」

なんて言われたりしますが、本当の所どうなのでしょうか?



上手いボイパと言えば、どんなことを思い浮かべますか?
 
 
例えば

・リズムやテンポがずれずにしっかりキープできること
・音が一つひとつ潰れないでコンスタントに鳴らせること
・シーンに合わせて音の高さや大きさを変えるなど、メリハリがつけられること
・バリエーションが豊富であること

みたいなことが挙げられます。
 
 
 
確かにこれらは上手い要素だと思います。

でもしいて言うなら、これらは基礎的な要素。
 
 
 
これらをしっかりと基礎として持った上で、もう1ステップ上がったところに本当の上手さがあるのではと思います。
 
 

①テクニック 

一つはテクニック的なことですね。
 
 
 
例えば、細かく打てれば打てるほど(そのテクニックを持っているほど)できることのバリエーションは広がります。
 
 
また、音色に幅が広いほど、豊かに表現できます。
 
 
 
 
「音の高さは関係ない」という意見も確かに間違ってないと思います。
 
 
でも僕的には音域にも幅があるほど、色々表現できることが増えるので、あるに越したことはないと思います。

それは「感動させるための手数が増える」ってことですからね。
 
 
言ってもバンドで言うドラムの役割なので、特に低音はしっかりと欲しいところです。

スッカスカより、ズンズンがいいでしょ。

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②グルーヴ感

もう一つはグルーヴ感(ノリ)ですね。
 
 
はっきり言っちゃいますと、これはけっこうセンスです!

あとそれまでの音楽環境(聴いてきた音楽)でも変わってきますね。
 
 
 
もちろん努力次第で向上は望めます!

でも、先天的に得意な人と、先天的に苦手な、いわゆるリズムオンチがいるというのも事実です。
 
 
 
 
で、ノリとかグルーヴって、感覚だから、言葉で説明しても、パッと分かるものじゃない。

しかも、メトロノームに向かってコツコツリズムトレーニングをやったからって体得できるもんじゃない。

だから結構大変です。
 
 
 
これを持っているのは上手いボイパの一つの要素と言えます。

グルーヴ感とは
 
 
 
 
ただ、アカペラのボイパってテクニックとかノリだけじゃないんです。

ここからが本題です!

 

アカペラのボイパで重要なこと

 
 
例えばヒューマンビートボックスと呼ばれる1人で演奏するスタイルのパフォーマンスでは、テクニックのウェイトが多いと思います。

ボイパでもソロパフォーマンスなんかではテクニックがモノを言うと思います。
 
 
 
 
でもアカペラでの演奏の場合は、そこ重要じゃないです。

アカペラでのボイパのポジションでは、テクニックよりも調和する力がめっちゃ大事!
 
 
 
楽器バンドと違って、アカペラは「声だけ」なので、声として調和する力は本当に大切です。

そこでテクニックに走りすぎると、調和しなくなります。
 
 
音色を合わせるのもそうだし、「出るところは出る!」「引くところは引く!」というのは、コーラスと同じ。
 
 
 
 
それと同時に、感情を合わせるのも大事です。
 
 
例えば、練習の段階で予め、「ここは盛り上げよう」とか「ここは押さえよう」みたいな決め事はあると思います。

ところが本番になると、歌い手側は特に、例えばそのときのお客さんの反応とかでガーッとテンション上がったりってことが当然あります。
 
 
 
そのときに決め事はもちろん大事ですが、そういったボーカル側の空気も察して「もっと音圧欲しいだろうな」みたいなのを読み取って、ガンと押し上げてあげるみたいな。
 
 
ベースではそこまで音圧は変えられないし、コーラスにはバランスがありますからね。

その点ボイパはわりと融通が効くんです。
 
 
 

 
また、状況に応じて、ノリを変えてみたり、フィルを変えてみたりといったアドリブ力も上手いボイパの要素かと思います。
 
 
 
つまり、ノリとか、フィルとか、音圧とかも含めて、「歌い手側を気持ちよくしてあげられること」って大切です。

プレイヤーでありながら、一歩引いた監督的目線があるのが、ボイパとしては理想だと思います。

見た目は横一でも、一段下から底上げできる存在でいたいですね。
 
 
 
 
これもグルーヴとかと同じで、メトロノームに対面して黙々と練習してるだけでは得られるもんじゃないです。

幅広く音楽を聴くことや、場数も必要になってきます。
 

 

まとめ

 
ダラダラと書いてきましたが、まとめますとやっぱり「歌い手側を気持ちよくしてあげられる監督的目線」てのが大事ですね。
 
 
そのためにはやはり、リズムとかノリといった音楽的基礎力と、ボイパのテクニックの上に、空気を読む力やアドリブ力が必要。
 
 
 
これがアカペラにおける上手いボイパの要素ではないかと思います。
 
 
 
テクニックに走り過ぎたり、テンポや決め事に縛られて、無機質にやっていたらボイパは「飾り」になってしまいます。

ボイパはなくてもアカペラは成立しますからね!
 
 
  
飾りにならない、お客さんも歌い手も気持ちよく出来るボイパを目指して頑張ってください♪
 
 
 
 
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Neo

大阪・河内長野在住のシンガーソングライター。 アカペラグループUNITEで約15年歌い、現在はソロボーカリストとして活動中。 歌神・玉置浩二を敬愛し、彼のような歌い手になるために鍛錬の日々を送っています。一人で玉置浩二トリビュートアカペラという企画もやってます。 詳しいプロフィール

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