安全地帯「熱視線」のサビ頭オンタイムで入るの難しい問題に向き合う

今回は、たぶん、たぶんですけど、多くの人が直面しているけども、スルーしている(かも知れない)問題に向き合ってみようと思います。
それが「熱視線のサビ頭オンタイムで入るの難しい問題」です。
「熱視線」とは1985年1月にリリースされた安全地帯の8枚目のシングル。
https://youtu.be/ggGXtV9btUo
この曲のですね、サビ直前の「踊ろ~~」の後のリズムがすごく取るのが難しくて、「抱きし~♪」とピッタリオンタイムで入るのが結構難しいんですね。
たぶんですけど、けっこう多くの人が感じていると思ってるんじゃないかと。
少なくとも僕は感じていました。
もしくは、あんまりわからないまま歌っているか。
百発百中だという人は以外に少ないのではと思っているんですけどどうでしょうか。
検索してもそういった内容の記事や書き込みは出てこないので、もしかしたらそんな問題ないのかもわかりませんが。
僕は恥ずかしながら、あんまりちゃんとわからないまま、カラオケなんかではよくタイミングを外してしまっていました笑
そこで今回は、この問題に向き合い、「熱視線」のサビをピッタリオンタイムで入れるようするにはどうすればいいかを考えてみました。
熱視線のサビに入るのはなぜ難しい?
サビ前のリズムがなぜ難しいのかについて。
僕自身「リズムが取りにくい」と言うことだけ解ってて、でも「どんなリズムか」がおざなりになっていました。
そこでまず楽譜に起こしました。

リズム以外の細かい所はざっくりなので気にせずに。
ついでにこの部分のMIDI音源です。(サビ頭ちょっと入っています)
問題は青の部分です。
見やすいベースパートで見ていきます。
これが「踊ろ~~~~」と伸ばした後の、次の小節。

頭がいきなり16分休符なんですね!
で、二拍目休んで、三泊目の頭がまた16分休符!
さらにその次の小節が、2/4拍子になってる!
いや、これは難しいはずだ。
それまではずっと「ズンタンズンタン」と8ビートで、二拍目にしっかりスネアが入っていたから解りやすかった。
ところが、いきなりフワッとそれがなくなって、放り出されて、16分の休符~空白~16分休符。
この休符の間にリズム迷子になってしまうんですね。
熱視線のサビに正確に入るための解決策
解決策は、一番の問題が「16休符が取りにくい」ことなので、この16分休符を感じてもらうこと。
なのですが、それがなかなか難しい。
そこで、とりあえず、わかりすいように、先ほどの音源に、「コン・コン・コン・コン」と四つ打ちのガイド音を入れました。
補助輪です。
これがあれば、まず迷子にならず入れると思います。
まずこれで一度聴いてもらって、「ジャッ ジャッ ジャッ♪」がどこにあるのかを感じてください。
すると、お気づきになるかもわかりませんが、3つ目の「ジャッ」と、ガイドの四拍目の「コン」が同じタイミングです。
これがとってもヒントになります!
つまり、1つ目2つ目の「ジャッ」を掴み損ねても、3つ目の「ジャッ」がキャッチできれば…
[ジャッ・ウン・抱き・し~]
と、とても入りやすいです!!

もう一度ガイドなしでトライしてみてください。
ど、どうでしょうか?
僕は実際これで取ってみるとすぐに入れるようになりました。
で、あんまり簡単に取れるようになったので、
「あれ、ひょっとして、理屈とか理論的なこと抜きに、案外みんなそうやって取れてるのか!?」
「もしかして、この記事必要なかったか??」
と思いながら、発信を迷いました笑
が、僕のような人が絶対にいると思うので、発信します。
たった一人でも役に立てれば嬉しいです。


